一億総裏垢時代

もともとはアニメキャラのコスプレイヤーとして有名なえなこさん。中学二年生のときに友人に誘われたのがコスプレをはじめたきっかけとのこと。コミックマーケット(コミケ)では露出の多い衣装でその抜群のスタイルを披露されてきました。以下、ごく一部ですがどうぞ。

ぐうし・・いえ、何でもありません。「コミケの売上1000万以上」「配信サイト1時間で20万」「月収100万円超え」など、各メディアでは景気の良い話ばかりが聞かれ順風満帆の人生を送ってきた感のある彼女ですが、2013年から2015年まで約2年のブランクがあります。表向きは大学生活に専念するための休業、本当の理由はタイトルにある裏垢が流出してしまったために休業せざるを得なかったと言われています。

「垢?おまえは風呂ちゃんと入っとるんか?」というお父さんのためのアカウント講座です。垢とは主にTwitterで用いられる用語で、本垢、リア垢、裏垢といった使い方をします。本垢とはメインで使っているアカウントのことで、不特定多数から閲覧される可能性があります。リア垢はリアルな友人関係のみフォローし合うアカウントで、投稿自体を非公開設定にしているケースが多いです(これを鍵垢とも呼んでいますね。)

そして、裏垢です。不特定多数へ向けているもの、鍵垢にしているものなどその設定自体は様々なのですが。簡単に言えば本来は隠しておきたい本音を遠慮なくぶちまけるためのアカウントです。他社への攻撃、愚痴も含まれるためはっきり言って言葉遣いは汚いですね。えなこさんはこの裏垢が特定されてしまい、「他のコスプレイヤーへの暴言」「彼氏との写真」などが流出し、いわゆる炎上してしまった、こんな流れです。

えなこさんの裏垢に載っていたツイート。また、プライベートの写真は探せばいくらでも出てきますのでここでは割愛します。(サムネイル画像にさせて頂いたのは流出した画像の一つですっぴん写真とのことです。うむ。こういう感じも悪くないのう。)さて、ここからは、Googleにずらっと並ぶ「えなこ 裏垢流出 性格悪い」という言葉に対しておっさんの思うところを書いてみます。「CV出川哲郎」でご覧下さいませ。

「お ま え は バ カ か ?」

だって、そもそも裏垢って愚痴アカウントでしょ?誰しもが持っている本音と建前の前者であって、例えば言葉遣いが悪いから性格も悪いとか繋げていること自体よく分からない。心底嫌いだと思った人に対して、誰しもが一度は心のなかで「4ね」と吐き出したことくらいあるでしょ?その表現場所がtwitterだっただけでしょ?

はい。思ってても自分のなかだけにとどめろよ、他人に視られる可能性のある場所に書くなよ、といった声が聞こえてきましたね。確かにそれが理想ではあると思いますよ。ただ、本音や愚痴をSNSで発信しているのは一人二人に限った話ではありません。当人の問題だけではなく時代背景が関係している部分は間違いなくあります。

おっさんがまだ幼かったころの話。友達との通信手段は学校でのやり取りがほぼすべてで、それでも不足した場合にのみ家電でした。SNSのように愚痴を他人に対して発信できる場そのものが存在していませんでした。それから約30年。現代はスマホ一人1台が当たり前の時代で、学校外でも学校の友人と簡単に繋がれます。また、SNSを使えば全国の名前も顔も知らない人と簡単にコミュニケーションが採れる時代ですね。

昔はリア垢しかなかった、今は裏垢という手段も選択できるようになった。昔は場末の酒場でしか愚痴を聞いてくれる相手がいなかった、今は知らない人のことを友達と呼ぶ時代になった。昔が良かった今が悪いという話ではありません。現実社会だけではなく、SNSの世界でも本音と建前の使い分けが必要。本だのリアだのつくのが当たり前の時代になってしまった、というだけ。まさに、一億総裏垢時代なのだと思います。

話が飛躍し過ぎた感もありますが、言いたいことの一つでも伝わってれば良いかなと思いますのでそのまま載せますね。個人的には裏垢を観るのは大好きです。その方の本質が窺えるから。ただし、裏垢「しか」ない子と出会いまで持っていくのは非常に労力が必要で、非常に難しいです。私の失敗談はまた別の機会にでも。

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